2023年3月24日

【リニューアル車本格始動!】小田急電鉄3000形3266F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が営業運転に復帰

2023年3月24日、小田急電鉄3000形リニューアル車第2弾の3266F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が5107レ(平日A12運用)より営業運転に復帰しました。リニューアル車第1弾の3265F(日本車両製造3次車・6両固定編成)よりも先に営業運転復帰する形となりました。
▲ついに本格始動した3000形リニューアル車の3266F。まさかの3265Fよりも先に運用に復帰した。運用復帰初日は江ノ島線主体運用に入ったため、小田原線運用は早くても25日以降になりそう。順当に流れればであるが、多摩線運用は当面先になりそうか。
▲3000形リニューアル車の営業運転復帰により8000形の動きに注意が必要だ(写真は6両固定編成の8262F8265F)。4両固定編成は余剰が発生している状況で、動向に気をつけたい。

3000形リニューアル車は6号車のクハ3250側の連結器が撤去されているため、A運用のみに限定され、小田原線新百合ヶ丘(OH23)以東の区間には基本的に入線しない状況になります。同編成は2022年7月からリニューアル更新工事に入っていましたので、約8ヶ月ぶりの営業運転となります。2021年12月からリニューアル更新工事を受け旅客用扉を交換した3265Fとは異なり、旅客用扉の交換が省略されるなど工期が短縮されていました。車内にはLED照明と一体化された防犯カメラが設置されています(東武鉄道50000系列に装着しているものと類似している)。なお2023年3月18日のダイヤ修正前に営業運転に入ることはありませんでした。

3000形リニューアル車がついに営業運転に入りましたので、8000形の動向が注目されることになります。4両固定編成にも余剰が発生しているのか、トップナンバーの8051Fは2023年の営業運転に入っていないほか、8065Fはここ最近はクヤ31形専属の牽引車となっている印象があり、この先どのような動きを見せるのでしょうか。