2023年3月8日

【新塗装変更再開の兆し】相模鉄道10000系10704F(8両固定編成)、3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”に塗装される

2023年3月7日、相模鉄道10000系10704F(8両固定編成)が制御装置未更新であるものの、かしわ台車両センター構内で3代目塗装の“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装となって一部車両が姿を現しています。同系列8両固定編成で、制御装置未更新編成で初めての3代目塗装への変更と思われます。
▲10000系10704F(8両固定編成)がついに“YOKOHAMA NAVYBLUE”に。同系列では10両固定編成の10701Fに施工されているが、10702F(10両固定編成)・10703F(8両固定編成)では塗装変更が見送られ、11000系のような雰囲気となっている。
▲10000系唯一の3代目塗装となっている10701F。この濃紺塗装が8両固定編成の10704Fで初めて登場することとなる。ただし10704Fでは制御装置が更新されていない。
▲制御装置更新工事のあと前照灯移設や種別行先案内表示器の更新を受けたものの塗装変更が見送られていた10000系10702F(10両固定編成)・10703F(8両固定編成)への塗装変更が実現するかどうか気になる。

10000系の3代目塗装への変更は2020年11月から3代目塗装で運用復帰した10701F以来で約2年4ヶ月ぶりのこととなります。さらに8両固定編成では初めての3代目塗装となります。なお現時点で旅客用扉のそうにゃんドアステッカーは残されていますが、3代目塗装への変更に伴って10701Fと同じ小さいものに変更されるものと思われます。こうなると種別行先案内表示器類や前照灯の位置変更の工事も受けている可能性がありますね。ただし10704Fは東日本旅客鉄道長野総合車両センターに入場する動き(配給輸送)がないことから、制御装置未更新となっていますので、制御装置更新前に3代目塗装に変更されるのは極めて異例ともいえます。2021年の10702Fと2022年の10703F、さらに前照灯と種別行先案内表示器類の更新工事を受けた8000系8708F8710Fは3代目塗装とならず2代目塗装のまま運用復帰させたことがありましたので、2023年からの塗装変更再開への第一歩となりました。