2023年3月13日

【8065Fはクヤ31専属に?】クヤ31形と8000形8065Fによる定期検測運転、3回連続で架線検測ありに

2023年3月11日と12日に、小田急電鉄クヤ31形(“TECNO-INSPECTOR”)と電源供給車の8000形8065F(4両固定編成)による定期検測運転が実施され、11日は小田原線を、12日は江ノ島線・多摩線を検測しました。2月25日・26日には2023年に入って初の定期検測運転が行われましたので、2023年に入ってから2回目の実施となります。
クヤ31形と8000形8065Fの定期検測運転が実施され、今回は架線検測も実施されたが、実は昨年12月分と今年2月分でも架線検測が実施されていて、昨年12月分から3回連続して架線検測も実施されている。また電源供給車の8000形8065Fは単独運用を続ける8265Fと離れて以降、運用に入っておらず、クヤ31形専属の電源供給車となった感が否めない。
▲架線検測が実施されたときの定期検測運転の様子。分かりにくいかもしれないがクヤ31形のパンタグラフが上昇している。架線検測の有無は同形式のパンタグラフ上昇の有無で判断ができる。

クヤ31形の電源供給車を担当した8000形8065Fは定期検測運転前日の10日に喜多見検車区へ回送されており、約2週間ぶりの小田原線・江ノ島線・多摩線走行となりました。同編成は単独運用に入る8265Fと切り離れて以降は海老名検車区での構内移動や留置が続いており、運用されていません。このためクヤ31形専属の電源供給車となったような雰囲気が感じられました。なお検測当日はクヤ31形のパンタグラフが上昇しており、架線検測も併せて実施されましたが、昨年12月実施分から数えて3回連続での実施となっています。架線検測の有無はクヤ31形のパンタグラフの上昇有無によって判断できるのですが、架線検測が3回連続で実施されるのは非常に珍しいですね。3月18日にはダイヤ修正が控えていますが、東京地下鉄千代田線直通列車の行先が短縮変更になる程度とみられますので、定期検測運転のダイヤもほぼそのままとなるのでしょうか。