2023年3月28日

【衝撃!印象少し変わる】西武鉄道6000系6102F(10両固定編成)の種別行先案内表示器・前照灯・制御装置が更新される

2023年3月27日、西武鉄道新宿線・拝島線で運用されている玉川上水車両基地に所属する6000系6102Fが武蔵丘車両検修場を出場し、池袋線小手指車両基地まで試運転を実施しました。この編成は1月から武蔵丘車両検修場に入場していました。
▲就役30年を迎えた6000系6102Fの種別行先案内表示器がフルカラーLED式に、前照灯がLED式に、制御装置がSiC素子となり、入場前とは大きく変わってしまった。なお地下鉄直通非対応であるため、種別行先案内表示器は幕式時代の別々のままとなっている。
▲最後まで残った就役当初からのオリジナル編成の6000系6101F。同系列最後の字幕式車両、制御装置未更新編成となった。記録はお早めに。

就役30年を迎えた6000系のうち、6101F6102Fのみが地下鉄直通対応工事を受けずオリジナルスタイルを維持して運用されてきました。新宿線での6000系デビューは1994年8月からということで、同系列のステンレス車の6102Fの種別行先案内表示器がフルカラーLED式に更新され、前照灯はLED式に、制御装置はGTO素子からSiC素子に更新されました(つまり6101F6157F以外の編成と同じ)。なお前面部のオリジナルスタイル(銀色)は維持されています。新宿線・拝島線で運用中の6000系は6101F6102F6103F6108Fの4編成となっていて、後者の2編成は小手指車両基地から移ってきた編成です。最後の未更新車である6101Fの動向が注目されています。