2023年に入り、東武鉄道東上線森林公園検修区所属の30000系と50000系の種別行先案内表示器が3色LED式から順次フルカラーLED式に更新されている編成が増えています。ちなみに30000系では明朝体のままですが、50000系ではゴシック体に変更されています。
▲全15編成が森林公園検修区に所属する30000系。種別行先案内表示器がフルカラーLED式に順次更新されているが、フォントは明朝体である。東上線では急行よりも停車駅の少ない快速が廃止されることから、快速のフルカラーLED表示は貴重だ。
▲種別行先案内表示器の更新は森林公園検修区に所属する50000系でも行われている(転入の30000系と入れ替わりで伊勢崎線系統に転属した編成を除く)。なお同系列では3色LED式では明朝体であったのに対しフルカラーLED式ではゴシック体となっている。
30000系と50000系の種別行先案内表示器のフルカラーLED化はかなり進んでおり、最後に伊勢崎線系統から転入した2編成(31606F+31406F・31609F+31409F)ではすでにフルカラーLED化が完了しています。50000系でも51001Fを皮切りに進められており、南栗橋車両管区での検査とともに種別行先案内表示器の更新を行った編成もいます。30000系ではフルカラーLED化されても明朝体を維持していますが、50000系では明朝体からゴシック体となり、印象が変わりましたね。登場当初からフルカラーLED式となっている50000・50070系や転換クロスシート車(50000・50090系)とも異なります。