2023年3月2日、小田急電鉄大野総合車両所に休車状態で留置中の3000形3277F(6両固定編成・日本車両製造7次車)ですが、側面部のロイヤルブルー帯が撤去されています。同編成は帯色をロイヤルブルーからインペリアルブルーに変更するものと思われます。
▲大野総合車両所に休車状態で留置されている3000形3277F(日本車両製造7次車・6両固定編成)のロイヤルブルーが撤去されていて、インペリアルブルーに変更されるようだ。同形式7次車の6両固定編成からロイヤルブルーが消滅するが、実は7次車全体でのロイヤルブルーは10両固定編成の一部で残っている。
3000形の前面部・側面部の帯色がインペリアルブルーとなるのは今年1月の6両固定編成の3274F(日本車両製造6次車)以来です。3277Fは車内照明が更新されておらず蛍光灯のままとなっていますので、車内照明の交換も実施されるのか注目されます。これで同形式7次車でロイヤルブルーで残るのは10両固定編成の種車の元3278F(現在の3094Fの4号車~7号車以外)・元3279F(現在の3095Fの4号車~7号車以外)のみとなります。2011年以降に10両固定編成に改造された5編成ではいまだにインペリアルブルー帯に変更されていません。6両固定編成や8両固定編成と異なり、8000形の廃車が進んでいることや予備の関係、また帯変更には長期間の運用離脱が必要になるなど、何らかの事情が絡んでいそうです。
【3000形ロイヤルブルー帯 在籍状況】 ※2023年3月3日現在
合計…120両
6両固定編成…5編成(30両)
8両固定編成…5編成(40両)
10両固定編成…5編成(50両)
《3次車》3263F・3264F・3651F・3652F・3653F
《4次車》3655F
《5次車》3269F・3270F・3271F・3658F
《7次車》3094F・3095F(1号車~3号車・8号車~10号車)
《8次車》3091F~3093F(1号車~3号車・8号車~10号車)
《9次車》3091F~3095F(4号車~7号車)
【3000形インペリアルブルー帯 在籍状況】 ※2023年1月28日現在
合計…226両 ※帯変更で入場中、リニューアル車を含む
6両固定編成…22編成(132両)
8両固定編成… 3編成( 24両)
10両固定編成… 7編成( 70両)
《1次車》3251F~3254F(1次車全編成)
《2次車》3255F~3262F(2次車全編成)
《3次車》3265F・3266F
《4次車》3267F・3268F・3654F・3656F・3657F
《5次車》3272F・3087F(1号車・4号車~10号車)
《6次車》3273F~3275F・3083F~3086F(1号車・4号車~10号車)
《7次車》3276F・3277F・3081F・3082F(1号車・4号車~10号車)
《8次車》該当なし
《9次車》該当なし
《10次車》3081F~3087F(すべて2号車・3号車)
※注意※
●3081Fの中間増備車以降は10次車に分類
●3000形のうち3265F・3266F・3268Fはリニューアル車
●10両固定編成は9次車・10次車を除き登場時の種車を参考に分類