2022年10月28日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8119Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。同編成は廃車除籍処分になるものと思われます。これで8000系の廃車は8105F以来で通算9編成目となります。
▲廃車除籍処分のため所属先から北館林荷扱所へ自走回送された8000系8119F。番号的にはラストナンバーだが、登場の順番は意外と早かった。
同系列がフルカラーLED式の編成に統一されてからは8105F以来、4編成目の廃車除籍処分となります。同系列の一部編成で進められているデジタル無線(D-SR)設置工事の対象外編成だった可能性があるものと思われます。この編成は修繕工事を受けた際に車内案内表示器が17インチワイドのLCD式旅客案内表示器を搭載していました。8000系は残り10編成となりました。18000系も11編成を超えており、あと8編成で導入完了となります。来年度あたりにはすべての編成が置き換わりそうでしょうか。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年11月9日現在
《現役》10両10編成(100両)
…8101F・8102F・8104F・8106F・8109F・8110F・8114F・8115F・8116F・8118F
《廃車》10両 9編成( 90両)
…8103F・8105F・8107F・8108F・8111F・8112F・8113F・8117F・8119F