2022年10月27日に廃車除籍処分となった小田急電鉄8000形8056F(4両固定編成・2009年リニューアル)のうち、クハ8056・デハ8006が11月9日に車体を分割されて大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲小田急電鉄8000形4両固定編成の8056Fの旅立ちが始まった。これまで廃車となった6両固定編成の3本と同様に2両ずつの陸送となりそうだ。2009年のリニューアルを経て約37年間にわたり活躍した。
▲長年の相方を失った8000形8256Fは6両固定編成のA運用に充当中だ。
解体線への移動時には側面部の車番のみ隠されていませんでしたが、解体線に入ったあとに車番が隠されたようです。側面部車番の切り抜き作業が実施されたものと思われます。廃車除籍処分となった8056Fは1985年に登場、約24年後の2009年度にリニューアル更新工事を受けて以降は約13年間活躍してきました。なおすでにデハ8106・クハ8156の2両が解体線へ移動しているため、これらの車両の陸送も実施されそうです。
【8000形の在籍状況】※2022年11月9日現在 全体…28編成138両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…15編成(60両)
8051F・8052F・8053F・8054F・8055F・8057F・8058F・8059F・8060F・8061F・8062F・8063F・8064F・8065F・8066F
廃車済… 1編成( 4両)
8056F
《6両固定編成》
運用中…13編成(78両)
8252F・8253F・8254F・8256F・8257F・8258F・8259F・8260F・8261F・8262F・8263F・8265F・8266F
廃車済… 3編成(18両)
8251F・8255F・8264F