2022年11月10日、東日本旅客鉄道高崎車両センターに所属する485系ジョイフルトレイン『華』(高タカTG02編成)が両毛線経由で郡山総合車両センターに自走回送されました。
▲最後のお座敷列車としてお馴染みの485系『華』(高タカTG02編成)が所属先に別れを告げ郡山へ旅立った。残るは『リゾートやまどり』(高タカYD01編成)のみとなる。ジョイフルトレインの廃車は2019年の485系『宴』(高タカTG01編成)以来である。
この編成は廃車解体処分になるものと思われます。最後の団体専用列車としての運用は10月30日で、クラブツーリズム主催によるものです。東海道線・伊東線と伊豆急行線を通る経路で品川(JT-03)~伊豆急下田(IZ-16)間で運転されたものです。1997年に485系を改造し配置されたこの編成は小山車両センター(宮ヤマ)に配置され、上野東京ラインが開業する2015年3月まで所属し、宮ヤマG6+G7編成を名乗っていました。2015年からはE233系3000番台(高タカ→宮ヤマ)と入れ替わる形で高崎車両センター(高タカ)に配置され、高タカTG01編成を名乗った『宴』の続番として高タカTG02編成を名乗っていました。このために高崎車両センターにジョイフルトレインが集結していました。最後の『リゾートやまどり』の廃車で国内から485系がすべて姿を消すことになりそうです。