2022年11月17日、京成電鉄本線京成高砂(KS-10)の高砂車庫に入庫途中であった平日77K運用に充当の3700形3788編成(8両固定編成)の京成上野(KS-01)寄りのモハ3788が脱線する事故が発生し、京成電鉄や直通運転先の北総鉄道だけでなく、東京都交通局浅草線などにも大きな影響を与えました。
▲高砂車庫に入庫する線路を間違えた3700形3788編成(8両固定編成)。京成電鉄は約2年前に現在の3700形3748編成(6両固定編成)をリースした北総鉄道7300形7818編成(8両固定編成)が脱線し、中間車2両が廃車となった経緯がある。
脱線したのは京成上野寄りのモハ3788のみですが、同編成は平日77K運用に充当され、京成佐倉(KS-35)始発の快速京成高砂行きで運用されたあと、一旦高砂車庫に入庫する際の事故となったようです。約2年前にも脱線事故を起こした京成電鉄ですが、今回の事故は成田国際空港および羽田空港へのアクセスにも大きく影響しています。京成電鉄には一刻も早く原因究明を突き止め、脱線事故をなくしていただきたいと強く願っています。