2022年9月28日から10月1日にかけて川崎車両株式会社兵庫工場を新製出場し海老名検車区に甲種輸送され、小田急電鉄小田原線で性能確認試運転を行い、喜多見検車区に回送されていた5000形5061Fが11月7日の1507レ(藤0644←大0620・平日E18運用)より営業運転を開始しました。
▲2代目5000形(写真)の最新鋭である5061Fの新製出場から1ヶ月、ついに営業運転に投入された。今回の5061Fは2022年度分の増備車であり、年内にあと1編成(5062F)が登場することになっている。
▲8000形では通算4編成目、4両固定編成では初めての廃車除籍処分となった8056F。2代目5000形の投入でどこまで8000形を置き換えることになるのか注目したい。
前回の5060Fまでの新製投入により、1000形のリニューアル対象から外れた編成がすべて置き換えられ、非リニューアル車両が姿を消しましたが、今度は1000形より古参の8000形にまで廃車が進むことになりそうです。まず最初は4両固定編成の8056Fが廃車除籍処分となったわけですが、3000形1次車・2次車と組んでいた8055Fが単独の特別団体専用列車での運用を最後に休車状態となっており、動向に注意が必要です。年内には5062Fが登場することになっているため、8000形の記録を進めていったほうがいいでしょう。
【小田急電鉄5000形の在籍】※2022年11月7日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F・5052F・5055F・5056F・5060F・5061F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F・5054F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F・5058F・5059F