2022年10月31日の平日59運用をもって営業運転を離れた相模鉄道8000系8708Fですが、11月1日から営業運転に入っておらず、かしわ台車両センターの構内で前照灯(LEDタイプ)が撤去された状態となっているようで動向が注目されています。
▲2022年度の事業計画にはなかった8000系のリニューアル更新工事がついに再開か。この系列では制御装置未更新編成がすべて廃車除籍処分となり、制御装置更新車のみ残っているものの現時点では8709Fのみに施工されていることから、約2年ぶりの施工になりそうか。
▲8000系では唯一3代目塗装となっている8000系8709F。リニューアル更新工事の際には列車番号表示器や前照灯などが移設されている。
既存車両の2代目塗装から3代目の”YOKOHAMA NAVYBLUE”への塗装変更は8000系8709Fを最後に途絶えており、新製車両では東日本旅客鉄道埼京線直通向けの12000系や東急電鉄直通向けの20000系列の増備で数を増やしている印象ですね。9000系は9701Fの廃車除籍処分で3代目塗装に統一され、10000系は10701Fのみ施行されています。また新型コロナウィルスの影響から10702F・10703Fは塗装変更が見送られ2代目塗装を維持して運用復帰していました。8000系8708Fは種別行先案内表示器がフルカラーLED車で制御装置更新済みであることから、車内のリニューアルを兼ねた3代目塗装への変更が予想されています。10000系も10704F以降の制御装置更新工事の際にどうなるのか注目されます。11000系はどうするのかな?