2022年11月22日、小田急電鉄4000形4057F(旧東急車輛製造1次車)が編成を分割され、大野総合車両所の68番・69番構内留置線にそれぞれ留置されています。東日本旅客鉄道常磐緩行線に対応するワンマン運転対応工事施工と思われます。
▲(イメージ)4000形4057Fが編成を分割され留置された。4056Fに続きワンマン運転対応工事が施工されるようである。車内防犯カメラの設置などが行われるものとみられる。出場は年を跨ぐが、この入場で2007年度に登場した最初の7編成すべてに施工されることに。
▲4000形のワンマン運転対応編成には車内照明に取り付ける形のものではなく、車内LCD式旅客案内表示器の右隣の非常用ドアコックの上部に車内防犯カメラが設置されている。1両あたり4箇所の千鳥配置である。
4000形のワンマン運転対応化工事は4057Fで通算8編成目(今年度分4編成目)となります。昨年度は4051F・4052F・4053F・4064Fの4編成、今年度はこれまで4054F・4055F・4056Fに施工されています。10月に復帰した4056Fと交代する形で入場したものとみられます。今回の4057Fへの施工で同形式が初めて登場した2007年度分の最初の7編成すべてでワンマン運転対応工事が施工されることとなりそうです。この工事施工で車内防犯カメラなどが設置されますね。
【4000形のワンマン運転対応状況】※2022年11月22日現在
《施工済》7編成(70両)…4051F・4052F・4053F・4054F・4055F・4056F・4064F
《施工中》1編成(10両)…4057F
《未施工》8編成(80両)…4058F・4059F・4060F・4061F・4062F・4063F・4065F・4066F