2022年11月28日

【フルーティアも】東日本旅客鉄道719系700番台仙センS-27編成の『フルーティアふくしま』、来年12月引退へ

2015年4月25日に福島デスティネーションキャンペーンに合わせて定期営業運転に投入された東日本旅客鉄道仙台車両センター所属の719系0番台仙センH-27編成(クモハ719-27+クハ718-27)を改造した700番台仙センS-27編成(クモハ719-701+クシ718-701)による『フルーティア』が2023年12月に車両老朽化のため運転を終了することが発表されました。
▲仙台車両センター所属の719系0番台仙センH-27編成を改造した700番台仙センS-27編成の『フルーティア』も来年冬に引退となり、廃車となることに。仙台車両センターに配置されている唯一の719系であるが、この編成の引退で仙台の719系がすべて消滅となる。

仙台車両センターに所属する719系ですが、0番台は仙センH-19編成(クモハ719-19+クハ718-19)の廃車をもって2020年に消滅し(元仙センH-40編成のみは訓練車に転用される)、700番台『フルーティア』の仙センS-27編成だけが残っていました。この編成は基本的には磐越西線の定期快速列車の郡山寄り(東北本線基準では宇都宮・黒磯寄り)に連結されて運用され(フルーティアを含む6両)、場合によっては719系3色編成(フルーティア・あかべこ編成・通常編成の組み合わせ)が実現したこともありました。車両の老朽化の進行により来年12月をもって引退となり、廃車除籍処分になるものと思われます。この動きにより仙台車両センターから719系が2023年12月もしくは2024年1月で消滅することとなりそうです。