2022年11月18日、東日本旅客鉄道が2023年10月から12月末まで茨城デスティネーションキャンペーンが開催されることに伴い、常磐線特急『ひたち』『ときわ』で運用される勝田車両センター所属のE657系5編成に、2013年まで配置されていたE653系0番台と同じ5色のカラーリングを施工すると発表しました。
▲常磐線の特急列車で運用されるE657系。全19編成(190両)のうちの5編成(50両)にE653系0番台と同じ塗装が再現され、茨城デスティネーションキャンペーンを盛り上げることとなった。E653系塗装の復活は嬉しい限りで、どの編成がどの色になるのか楽しみである。
▲(イメージ)新潟地区で試運転を行っていたE653系0番台。最初に復刻される塗装は当時の水カツK304編成、水カツK307編成がまとっていたグリーンレイクである。
▲(イメージ)E653系0番台時代に団体専用列車にも使用されていた水カツK308編成(現在の水カツK70編成の一部)。当時水カツK302編成と水カツK308編成がまとっていたブルーオーシャンはどの編成に復刻されるのだろうか。
12月24日に最初の復刻編成となるグリーンレイクの編成が勝田車両センターで撮影会が行われることとなっており、それで初お披露目となります。運転期間は今年12月下旬から2026年春までの約3年以上にわたって運転されるとのことです。全5色のE653系塗装をまとうE657系、見てみたいものですね。またE531系0番台水カツK451編成がまとっている勝田車両センター開設60周年ラッピング電車についても運転期間を大幅に延長し、2026年度初め(2026年4月以降)までとなります。こちらも約3年以上延長されることになりますね。同編成のラッピングを見たことがない方は運転期間延長によりまったり狙うことができます。ただし運転範囲は品川(JT-03)から原ノ町までの常磐線・上野東京ライン区間と、水戸線全線となりますのでご注意願います。