2022年11月22日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センターに所属するE217系横クラY-7編成(クハE217-7以下11両)がEF64形1031号機に牽引され、所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系横クラY-7編成がEF64形1031号機に導かれ、帰らぬ旅へ。
この編成は1995年度に登場した2次車で一部車両の車椅子対応トイレ対応車両への差し替え経て登場から約27年間にわたって活躍してきました。これ以外にも東京総合車両センターでは横クラY-17編成(クハE217-17以下11両)と横クラY-119編成(クハE217-2019以下4両)の解体作業も実施されたようで、さらに廃車車両が増えている印象です。これで残るE217系は11両30編成(330両)と4両32編成(128両)の合計452両となります。この系列の廃車解体は東京総合車両センターと長野総合車両センターで行われていますが、配給輸送せずに回送できる東京総合車両センターにドアステッカー撤去状態で入場した編成は注意が必要です。
【E217系の在籍状況】※2022年11月23日現在
在籍両数(全体)…452両
基本編成(11両)…30編成(−2) 付属編成(4両)…32編成(−1)
廃車除籍(11両)…21編成(+2) 廃車除籍(4両)…14編成(+1)