2022年11月29日

【中間増備車は5000系列】東急電鉄3000系3109F(元3009F・8両固定編成)が目黒線の営業運転に投入される

2022年11月28日、東急電鉄元住吉検車区所属の3000系3109F(元3009F・8両固定編成)が平日04K運用より営業運転に投入されました。3000系の中間増備車は初の営業運転となります。
▲6両固定編成の3000系に5000系列ベースの中間増備車の2両を組み込んで3009Fから改番された3109Fが営業運転に投入された。既存車側のVVVFインバータ制御のソフト音が変化しているが、中間増備車は5000・5050系0番台5176Fや4000番台とほぼ同じである。

3000系6両固定編成時代は2号車にデハ3250が存在していましたが、5000系列以降の付番方法に改められたことで、デハ3250がなくなったほか、2代目の番号がいくつか存在します(クハ3100・デハ3200・サハ3500→デハ3500のみ)。既存車側の6両の電動車はVVVFインバータ制御のソフト音が変化し、減速時の最後に日立製作所製の制御装置のひとつの特徴でもある『プーン』という音が入るようになりました。中間増備車のデハ3500のみ、5000・5050系0番台5176Fや4000番台とほぼ同じ、同系列の後期型の制御装置となり、目黒線内を5000・5050系の4000番台が営業運転で走っているかのような感覚になります(※注意…実際に5000・5050系が目黒線を走行するのは長津田検車区出場時の回送などのみ)。今回の3109Fは奇数編成の日立製作所製の制御装置なのでソフト音が変化しましたが、偶数編成は東芝製の制御装置なので(中間増備車のみ日立製作所製)、そこを一体どうするのでしょうか。