2022年12月1日

【8000形に導かれて】小田急電鉄3000形3265F(リニューアル車6両固定編成)、喜多見検車区唐木田出張所へ向かう

2022年11月29日、小田急電鉄3000形初のリニューアル車両となった3265F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が8000形8263F(6両固定編成)に牽引され、大野総合車両所から新百合ヶ丘(OH23)へ回送されたあと、多摩線全線を自走回送し、喜多見検車区唐木田出張所へ回送されました。喜多見検車区唐木田出張所での試験のためと思われます。
▲3000形初のリニューアル車の3265Fが検査出場明けの姿で喜多見検車区唐木田出張所へ向かったが、小田原線内は8000形8263F(6両固定編成)に牽引された。なお1号車クハ3465に貼付されていた女性専用車ステッカーは無いが、各号車の2番ドアにホームドア対応のQRコードが再び貼付されたほか、3号車サハ3365には子育て応援車両が設定された。
▲3000形3265Fよりも短い期間でリニューアル更新工事を受け、検査を受けているものと思われる3000形3266F(日本車両製造3次車・6両固定編成)。よく見ると前照灯がLED式に更新されている。完全な6両固定編成化でA運用に限定されることに。

同形式で初のリニューアル更新工事を受けた3000形3265Fは大野総合車両所で重要部検査を通したためきれいな姿となっていますが、その検査明けの出場試運転が行われておらず、いきなり多摩線全線を自走し(大野総合車両所構内の自走を除くと初のこと)、喜多見検車区唐木田出張所へ向かったことになります。1号車のクハ3465の女性専用車ステッカーは撤去されましたが、3号車のサハ3365に子育て応援車両が設定されたほか、ホームドアに対応のQRコードが各2番ドアに貼付されました。3000形リニューアル車の運用範囲は基本的に小田原線町田(OH27)以西、江ノ島線・多摩線ということになりますが、まずは多摩線での試運転ということになるのでしょうか。検査入場中と思われる3266Fやリニューアル更新工事中の3268F(旧東急車輛製造4次車・6両固定編成)の動向も気になりますね。