2022年12月8日、東急電鉄東横線の元住吉検車区所属の5000・5050系4000番台4102Fが新横浜線を通って相鉄本線・いずみ野線に入線、直通運転開始時に通常では入線しない本線横浜(SO-01)~西谷(SO-08)間も走行し、全線を試運転で駆け抜けました。
▲相模鉄道の全線(厚木線を含む)を試運転表示で自走した5000・5050系4000番台4102F。直通運転開始時には通常時入線しない西谷~横浜間にも姿を見せた。横浜の頭端式ホームに同系列が入線する光景はかつてのホームが地下化される前の東横線渋谷(TY-01)での光景を思い起こさせるものとなった。
同系列4000番台は東横線向けの10両固定編成で相鉄本線のほかにいずみ野線にも入線する可能性があるため、両線での試運転はもちろんですが、本線横浜~西谷間や厚木線にも入線したようです。なお相鉄本線内基準ではクハ4102(1号車)が横浜寄り、クハ4002(10号車)が海老名(SO-18)寄りになるため、号車番号は問題ありません。しかし先頭車の女性専用車の位置が東横線(1号車)と相模鉄道(10号車)では異なります。そこをどうするのかが課題になりますね。ちなみにこの4102Fは日立製作所製IGBT素子VVVFインバータ制御の後期型ですが6号車のデハ4602だけ、付随車を再度電動車として転用したため、前期型となっています。