2022年12月9日

【ドア故障で帰らぬ旅へ】東武鉄道10000系11004F(10両固定編成)が廃車除籍処分で北館林荷扱所へ

2022年12月8日、東武鉄道東上線の森林公園研修区に留置されていた10000系11004F(10両固定編成)が所属先から寄居(TJ-39)まで自走回送され、秩父鉄道線内はデキ301に牽引されたあと、伊勢崎線羽生(TI-07)から北館林荷扱所へ自走回送されました。
▲東上線で活躍する10000系10両固定編成に廃車除籍処分が出そうだ。今回の11004F(10両固定編成)は約3年前の1月にドア故障を起こしており、復活することはなさそうか(写真は廃車となった編成の同型車である)。

今回廃車除籍処分となるものと思われる11004F(10両固定編成)は2019年1月にドア故障を起こして以降は運用を離脱しており、3年以上運用を離脱していたことになります。東上線では11月19日から伊勢崎線(スカイツリーライン)とともにデジタル無線の運用を開始していますが、それ以前から運用を離脱していた当該編成は対象外になったものと思われます。なお東上線で活躍する系列の検査は南栗橋車両管区で行われており、秩父鉄道線内はデキの牽引を経て伊勢崎線に入り、そこから再び自走で入場していますが、今回は佐野線渡瀬(TI-31)に向かったということは北館林荷扱所へ向かったということになります。10000系10両固定編成では初の廃車除籍ということになるでしょう。