2022年12月1日、東京地下鉄鷺沼検車区に所属する半蔵門線の8000系8114Fが所属先から北館林荷扱所へ自走回送されました。同編成はD-SR非対応、東武鉄道デジタル無線非対応ということでで、廃車解体処分のためと思われます。
▲D-SR非対応かつ東武鉄道デジタル無線非対応の8000系8114Fが『サークルK』となってから約2週間で旅立ってしまった。残る『サークルK』編成は8102Fだけだ。
同系列でD-SR対応工事を受けていない8102F・8114Fは11月19日から東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)でデジタル無線の運用を開始したことから同線に乗り入れができなくなり、両編成に黒い丸枠の中にアルファベットの”K”が書かれた『サークルK』ステッカーが掲出され、それ以降は平日のスカイツリーラインに一切乗り入れないS運用を中心に運用されていました。今回の8114Fでは『サークルK』となってからわずか2週間で北館林荷扱所へ旅立っていきました。これにより8000系の在籍数は10編成を切り、半数になりました。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年12月2日現在
《現役》 9編成( 90両) ※下線部はD-SR非対応車両
8101F・8102F・8104F・8106F・8109F・8110F・8115F・8116F・8118F
《廃車》10編成(100両)
8103F・8105F・8107F・8108F・8111F・8112F・8113F・8114F・8117F・8119F