2022年12月6日

【運用変更で珍しい実現】東日本旅客鉄道E235系1000番台が鹿島線直通鹿島神宮行きと鹿島線運用に充当される

2022年12月5日、東日本旅客鉄道E235系1000番台の横クラF-14編成+横クラJ-10編成が朝方の車両故障による運用変更で平日59運用に入り、久里浜(JO-01)始発(付属編成は逗子(JO-06)始発)の成田空港(第1ターミナル)(JO-37)行き・鹿島神宮行きに充当され、付属編成の横クラJ-10編成が初めて営業運転で鹿島線に入線しました。
▲E235系1000番台付属編成が営業列車でついに鹿島線初入線(試運転では入線済み)。本来はE217系の運用だが、朝方の車両故障による運用変更でE235系1000番台の鹿島神宮行きが実現した。付属編成は佐倉(JO-33)で基本編成と離れた後、鹿島線に直通、さらに鹿島線内(佐原~鹿島神宮間)を往復し停泊、6日の東京(JO-19)行きの直通列車(平日61運用)で鹿島線を離れた。
▲本来の鹿島神宮への直通列車に使用されるE217系。平日59運用・平日61運用がE235系1000番台の固定運用ではないため、基本的にはE217系が乗り入れることになっている。

久里浜(基本編成)・逗子(付属編成)始発の成田空港・鹿島神宮行きは平日59運用で通常ではE235系1000番台の固定運用ではないためE217系が使用される列車となっています。しかし何らかの事情で車両故障が発生したことにより車両運用を変更した結果、E235系1000番台横クラF-14編成+横クラJ-10編成が平日59運用に入る形になり、初めて成田空港・鹿島神宮行きでの運用が実現、営業列車で鹿島線入線が実現したというわけです。なおこの系列の運用には成田空港・成東行きがあり、この運用は平日37運用のため、E235系1000番台での運用となっています(代走はE217系になる)。今後もE235系1000番台への置き換えが進めば鹿島線直通運用もE235系1000番台になるのかもしれませんね。