2022年12月2日に廃車除籍処分となった小田急電鉄8000形8055F(4両固定編成・2012年リニューアル車)のうち、デハ8105・クハ8155の2両が19日に車体を分割されトレーラーで大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲8000形4両固定編成の8055Fのデハ8105・クハ8155が北館林荷扱所へ旅立つ。4両固定編成・6両固定編成ともに5番編成が欠番となった。
これまでに8000形は5番編成が欠番となり、残る編成の動向が引き続き注目されます。これまでに8055F・8056F・8251F・8255F・8259F・8264Fの6編成32両が廃車除籍処分となりましたので、4両固定編成の元イベントカーは8054Fのみとなりますね。なお各々の相方が廃車除籍処分となったことで組まれていた8064F+8256Fは解放されているようで、検査を通した8064Fと異なり、単独となった8256Fの動向にも注意です。
ちなみに2022年3月18日にダイヤ修正が実施されますが、大規模な変更はなく、東京地下鉄千代田線直通列車の一部行先変更や、恒常的に遅延が起きやすい朝ラッシュ時間帯の江ノ島線およびホームドアを設置する予定のロマンスカー停車駅でのゆとりをもった運転計画への変更にとどまっています。運用が大幅に変更されることはないのでしょうか。8000形の廃車や5000形の追加導入、いずれは3000形リニューアル車の投入などあると思いますが、今後も動向に注意しながら状況を見守っていく必要があると思います。
【8000形の在籍状況】※2022年12月19日現在 全体…26編成128両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…14編成(56両)
8051F・8052F・8053F・8054F・8055F・8057F・8058F・8059F・8060F・8061F・8062F・8063F・8064F・8065F・8066F
廃車済… 2編成( 4両)
8055F・8056F
《6両固定編成》
運用中…12編成(72両)
8252F・8253F・8254F・8256F・8257F・8258F・8259F・8260F・8261F・8262F・8263F・8265F・8266F
廃車済… 4編成(24両)
8251F・8255F・8259F・8264F