2022年12月2日から12月4日にかけて、川崎車両株式会社兵庫工場で製造された小田急電鉄5000形5062F(新宿(OH01)寄りからクハ5062+デハ5012+デハ5112+サハ5162+サハ5262+デハ5212+デハ5312+サハ5362+デハ5412+クハ5462)の甲種輸送が最寄りとなる海老名検車区まで実施されました。
▲2代目5000形の最新鋭5062Fが登場し在籍両数は120両に。古参の8000形をさらに置き換えていくことに。今回の5062Fの出場で川崎車両株式会社としての新製出場は3編成目、前身時代からは通算7編成目である。
▲5000形5062Fの甲種輸送の見学のために新宿(OH01)からの特別団体専用列車に充当されたロマンスカー”VSE”50000形50001Fと並ぶ。
牽引機は吹田貨物ターミナルから東海旅客鉄道御殿場線松田(CB05)(厳密には御殿場線との連絡線を通り、小田原線新松田(OH41)で牽引機を切り離す)までは新鶴見機関区に所属する国鉄特急色のEF65形2096号機が担当しました。甲種輸送時点でホームドア対応のQRコードと3号車のサハ5362への子育て応援車両ステッカーはありませんが、海老名検車区到着後にQRコードの貼付や子育て応援車両の設定が実施されるものとみられます。なお3日深夜には5000形5062Fの甲種輸送見学のための特別団体専用列車が運転され、2023年秋に引退するロマンスカー”VSE”50000形50001Fが充当され、搬入されたばかりの5000形5062Fと並びました。8000形の置き換えのために2代目5000形がさらに増備されるのか注目されます。
【小田急電鉄5000形の在籍】※2022年12月4日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F・5052F・5055F・5056F・5060F・5061F・5062F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F・5054F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F・5058F・5059F