2022年12月8日

【線路モニタリング搭載車も】東日本旅客鉄道205系500番台横コツR11編成・横コツR12編成が配給輸送される

2022年12月8日、東日本旅客鉄道相模線で使用された国府津車両センターの205系500番台横コツR11編成(クハ205-511以下4両)と横コツR12編成(クハ205-512以下4両)が所属先の国府津車両センターからEF64形1031号機の牽引で長野総合車両センターに配給輸送されました。
▲長野総合車両センターに旅立った205系500番台横コツR11編成
▲長野総合車両センターに旅立った205系500番台横コツR12編成。この編成の中間車だけ大船工場製造であるほか、クハ204-512には線路モニタリング装置を搭載していた。2編成8両の廃車で残りは3編成12両の在籍となった。

205系500番台の廃車解体処分に伴う配給輸送列車の運転は8月以来のことで、長野総合車両センターに配給輸送されるのは3回目です。このうち横コツR12編成は中間電動車2両(モハ205-512+モハ204-512)が大船工場で製造されたほか、クハ204-511・クハ204-512に線路モニタリング装置を搭載していました(現在はE131系500番台横コツG-11編成横コツG-12編成が後継となっていて、先頭車のみ580番台となっている)。なお一部の方向幕は抜かれていたようで、クハ205-512には『回送』と書かれた紙が掲出されていました。これで205系500番台の残数は3編成12両(横コツR1編成横コツR8編成横コツR13編成)となりました。

【205系500番台の在籍状況】※2022年12月8日時点
《在籍両数》  3編成12両
《疎開留置》  3編成12両(R1R8R13)
《廃車解体》10編成40両(R2R3R4R5R6R7R9R10R11R12)