2022年12月16日、京王電鉄が2023年3月18日に実施のダイヤ改正の概要を発表しました。今回は京王本線系統・井の頭線系統の双方で改正されます。今回は【有料座席指定列車】と【一般種別列車】に分けて紹介します。
【有料座席指定列車】
▲有料座席指定列車『京王ライナー』と土曜休日限定の有料座席指定列車『Mt.TAKAO号』に使用される5000系(写真は5735F)。平日は『京王ライナー』、土曜休日はそれに加えて『Mt.TAKAO号』の上り列車が増発、最後の1本(高尾山口(KO-53)17時15分発)はシーズン限定列車となるので運転日に注意したい。
有料座席指定列車『京王ライナー』では平日朝方に京王八王子(KO-34)発と橋本(KO-45)発で1本ずつ増発し(前者は8号、後者は36号)、京王八王子発の最後の1本(12号)は時刻を変更して運転されます(八0907→宿0955)。これによりラッシュ時間帯前後でも追加料金で着席移動ができるようになります。また夕方以降については橋本行き3本が増発されます(37号・41号・45号)。さらに平日に限り『京王ライナー』の新宿(KO-01)の発車ホームが2番ホームから1番ホームに変更されます。土曜休日の『京王ライナー』は夕方の橋本行き・京王八王子行きで1本ずつを増発し(前者は31号・後者は1号)、夕夜の混雑を避けた着席移動ができるほか、土曜休日に運転される『Mt.TAKAO号』も昼過ぎの高尾山口発1本を増発し(2号・山1415→宿1509)、高尾山口17時台の『Mt.TAKAO8号』(山1715→宿1809)はシーズン限定列車とします(運転日注意)。
【一般優等種別列車】
一般種別列車では利用状況を鑑みて、京王本線系統では平日の21時台・22時台、土曜休日の21時台、井の頭線系統では平日・土曜休日ともに初電から7時台(平日はさらに8時台)、22時以降(平日はさらに19時台~21時台)の一部列車が減便となります。