2022年12月10日

【座席も交換済みのよう】小田急電鉄3000形3265F(リニューアル車6両固定編成)、返却を兼ねた日中時間帯の初自走

2022年12月9日、小田急電鉄喜多見検車区唐木田出張所構内で訓練を実施していた3000形リニューアル車の3265F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が初めて日中時間帯に唐木田(OT07)→新百合ヶ丘(OH23)→相模大野(OH28)と性能確認試運転で自走し大野総合車両所に戻りました。

▲3000形リニューアル車の3265Fが喜多見検車区唐木田出張所での訓練から戻ってきた。大野総合車両所に戻りがてらの性能確認試運転で日中時間帯に初自走を果たす。さらにこのリニューアル車に新事実が明らかになる。
▲3000形リニューアル車となった3266Fでは旅客用扉の交換が省略されている。

大野総合車両所に戻る道すがらですが、日中時間帯に3000形リニューアル車が本線上で自走するのは初めてのこととなります(ただし多摩線では新百合ヶ丘からの回送で自走しているが終電後であるため日中時間帯ではもちろん初めて)。今回の同形式初のリニューアル車である3265Fのリニューアル内容が新たに判明しました。車内の案内表示器は1段LED式から2画面のLCD式に交換されたほか、旅客用扉下部の床面の警戒色(黄色)の追加、座席モケットの交換(フカフカ仕様に変更)などが確認されました。旅客用扉の交換により号車表示の点字ステッカーの形状が丸形に変更済みであるほか、種別行先案内表示器はフルカラーLED式になっているものと思われます。なお3266Fでは旅客用扉の交換が省略されていますが、リニューアル内容は3265Fとほぼ同一のものと思われます。