2022年12月15日

【2023年最初もいきなり出番】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形、新年早々大忙しになりそう…?

2022年12月8日、小田急電鉄が来年秋の引退を予定しているロマンスカー“VSE”50000形(50001F50002F)とロマンスカー“GSE”70000形(70051F70052F)を使用する特別企画の詳細を発表しました。
▲2023年1月4日から6日まで特別団体専用列車に使用されるロマンスカー“VSE”50000形。同形式にとっては2023年最初の活躍の場となる。その一方で同年秋の引退が着実に近づいてきているのは確かで、撮影者が増えることも予想される。
▲2023年1月6日に新春紅白乗り継ぎ走破リレーに使用されるロマンスカー“GSE”70000形(70051F70052F)。運転日当日は平日ダイヤで2本とも定期運用があるが、平日N32運用が喜多見検車区に一旦入庫するため、その充当編成を活用するものと思われる。平日N31運用充当の同形式とロマンスカー“VSE”50000形の並走シーンもありそうだ。

ロマンスカー“VSE”50000形は2023年秋に引退となるため、同形式は最後の正月となりそうです。今回のツアーでは1月4日・5日に『新春初乗り!VSEで行く、超鈍行!2日間で全線走破ミステリー』ということで、初日は小田原(OH47)を発車し、約5時間ほどかけて海老名(OH32)に向かうミステリーツアー、2日目は唐木田(OT07)を発車し、約5時間ほどかけて海老名に向かうミステリーツアーとなっており、どちらも海老名検車区で撮影会が実施されます。なおAコースは乗車のみ、Bコースは乗車と撮影会の両方となっており、Bコースが先に埋まるものとみられます。6日には『お正月だよ!ロマンスカーVSE&GSEで新春紅白乗り継ぎ全線走破リレー』ということで、小田原を発車し、途中の待避可能駅で両形式を乗り継いでいき、最終的に新百合ヶ丘(OH23)に向かうコースとなっています。なお途中の複々線区間では平日N31運用に充当のロマンスカー“GSE”70000形との並走シーンも予定されていますが、複々線区間で撮影される際は安全確保にご注意ください。どの特別団体専用列車においても撮影をされる際はルールを守り安全に撮影するように心がけましょう。