2022年11月18日の平日24K運用をもって、東急電鉄田園都市線に残る最後の8500系である8637F(Bunkamura号)の東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)の乗り入れ運用が終了しました。これは19日から東武鉄道全路線でのデジタル無線運用開始に伴うものです。
▲現存する最後の8500系の東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)から撤退した。さらには東京地下鉄8000系の一部編成もデジタル無線非対応のため、乗り入れできなくなった編成が出ている。これらの編成が先に廃車になることは想像に難くないだろう。
8500系は来年引退予定のBunkamura号の8637Fのみとなっており、実質サークルK編成が復活することになります。これまでと異なるのは東京地下鉄8000系にも東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)に乗り入れない編成が出ていることです。これは8102F・8114FのみがD-SR非対応であるためで、スカイツリーラインに乗り入れない平日のS運用(平日は51S運用の再出庫のみ、53S運用、57S運用、71S運用の前半のみ、75S運用、85S運用、87S運用、93S運用)に限定充当されています(土曜休日のS運用はすべて直通するため充当されない)。このためBunkamura号の8500系8637Fもスカイツリーラインに乗り入れない平日の運用で活躍するものとみられます(土曜休日は基本的に団体専用のみ)。