2021年4月22日

【5500番台へ改造か】東日本旅客鉄道E257系500番台千マリNB-08編成、秋田総合車両センターに入場

2021年4月22日、東日本旅客鉄道E257系500番台千マリNB-08編成(クハE257-508以下5両)が長岡車両センターのEF81形140号機に牽引され、京葉車両センターから秋田総合車両センターに入場しました。すでに踊り子向けの2500番台が全4編成出揃っているため、この編成は波動輸送向けの5500番台に改造されるものと思われます。
▲秋田総合車両センターに入場したE257系500番台千マリNB-08編成。元500番台千マリNB-09編成から改造された宮オオOM-52編成と同様に185系0番台・200番台の波動輸送向け編成を置き換えるために改造されるものと思われる。

秋田総合車両センターにて転用改造中の元500番台千マリNB-09編成が5500番台宮オオOM-52編成となっているため、転用改造実績や編成番号順を考慮すると千マリNB-08編成は『宮オオOM-51編成』として転用改造され、5000番台・5500番台と同じ塗装になり、制御装置も交換されるものと思われます。これまで500番台は元千マリNB-06編成・元千マリNB-07編成が2500番台宮オオNC-31編成・宮オオNC-32編成、5500番台化される千マリNB-08編成と元千マリNB-09編成(5500番台宮オオOM-52編成)、豊田車両センターに常駐する3編成(千マリNB-10編成・千マリNB-11編成・千マリNB-12編成)を飛ばし、元千マリNB-13編成・元千マリNB-14編成が2500番台宮オオNC-33編成・宮オオNC-34編成となっていますので、純粋な500番台は13編成(65両・豊田常駐編成を含む)となっています。E257系0番台で残っていた元長モトM-105編成が5000番台化されていることも考慮すると、いずれにしても長モトM107編成・長モトM-111編成の2編成も5000番台に改造される可能性はゼロではなさそうです。

【E257系500番台の改造変遷】
千マリNB-06編成→宮オオNC-31編成
千マリNB-07編成→宮オオNC-32編成
千マリNB-08編成→宮オオOM-51編成(?)
千マリNB-09編成→宮オオOM-52編成
千マリNB-13編成→宮オオNC-33編成
千マリNB-14編成→宮オオNC-34編成