2021年4月18日

【事故廃車で代替なし】横浜市交通局3000形3381Fと3531Fが廃車除籍処分へ

2021年4月13日、横浜市交通局3000形3531F(3000S形)が廃車除籍処分となり、上永谷車両基地から陸送されました。この編成は2019年6月6日に下飯田(B02)で脱線事故を起こし運用を離脱していました。
▲(イメージ)ブルーラインの3000形(写真はいずれも現役です)。現在は一部編成に横浜市営交通100周年のヘッドマークが掲出されている。このうち3381Fと3531Fは脱線事故などにより代替新造はされず廃車除籍処分となった。

廃車となった3531Fは湘南台(B01)寄りからクハ3531+モハ3532+モハ3533+モハ3534+モハ3535+クハ3536の6両であり、同形式の4次車(3000S形)にあたります。同じく踊場(B06)で脱線事故を起こした3000形3381F(3000N形)も廃車される予定で、上永谷車両基地から陸送されるものと思われます。なお2022年度には3611Fと同様の5次車(3000V形)がさらに増備され(3621F以降の編成)、1次車(3000A形)を置き換えていくものと思われます。ただし廃車となる2編成分の代替新造はないものと思われます。