2021年4月18日

【500番台からの改造で初】東日本旅客鉄道E257系の波動輸送向け5500番台宮オオOM-52編成が登場

2021年4月中旬、東日本旅客鉄道秋田総合車両センターに入場していたE257系500番台千マリNB-09編成(クハE257-509以下5両)ですが、転用改造工事で元0番台長モトM-105編成と同様に波動輸送向けの5500番台(※元長モトM-105編成が5000番台となったため、元千マリNB-09編成が5500番台となった)に改造され、姿を現しています。
▲ついにE257系500番台から5500番台に改造された編成が登場。臨時列車など波動輸送が中心になるため単独運用が基本となりそうだが、元長モトM-105編成と連結したうえで運用されることもあり得るのだろうか。
▲波動輸送向けのE257系5000番台に改造されている元0番台長モトM-105編成。元千マリNB-09編成が宮オオOM-52編成になったということで、出場後の編成番号が注目される。

編成はハイフン以下に5000が追加されてクハE257-5509+モハE257-5509+モハE256-5509+モハE257-6509+クハE256-5509となっており、元長モトM-105編成とは異なり、新たに編成番号も判明しています。乗務員扉と前面窓部分には“OM-52”と記載があるため、元500番台千マリNB-09編成は『宮オオOM-52編成』になるものと思われます。定期運用を終了した185系0番台・200番台で波動輸送向けに残っている編成をすべて置き換えるために転用改造されており、元長モトM-105編成と同様に緑色基調の塗装で制御装置が更新されているものと思われます。185系200番台6両固定編成よりも1両分少なめですが、185系200番台と同様に臨時列車中心の運用になりそうです。全席指定制の特急『湘南』・『踊り子』向けに転用された2000番台・2500番台の座席上部に設置された座席発売状況のランプは5000番台・5500番台で設置されているのかも気になりますね。臨時快速列車で運用される可能性もあるため、臨時快速列車でも全車指定席が基本になると思いますので…。