2021年4月10日

【一時的措置?】東日本旅客鉄道E531系0番台水カツK417編成の10号車、水カツK409編成のクハE531-9に

2021年3月25日の東日本旅客鉄道常磐線の土浦~神立間で勝田行き最終列車の1269M列車(勝2453←品2234)で運用中に衝突事故に巻き込まれたE531系0番台水カツK417編成(クハE531-9以下10両)が4月8日に自走回送で郡山総合車両センターに入場しました。
▲E531系0番台水カツK417編成が自走で郡山総合車両センターに入場したがクハE531-17の代替として水カツK409編成のクハE531-9が連結されている。また編成番号表記もクハE531-9では『K409』から『K417』に書き換えられている。
▲深夜の衝突事故で焼損したクハE531-17に代わってクハE531-9を水カツK417編成に供出した水カツK409編成。仮組成の水カツK417編成が勝田車両センターに戻ってくるまでは運用ができない。

事故被害当該の水カツK417編成は2006年に現在の総合車両製作所新津事業所(グリーン車は川崎重工業兵庫工場)で製造されており、同じ製造先(旧新津車両製作所製)で揃えるためか、水カツK409編成に組み込まれていたクハE531-9を連結しています。ちなみにクハE531-9の乗務員扉と前面窓の編成番号は『K409』から『K417』に変更されています。なお同車両を含めてドアステッカーがない状態であるため、検査の施工または制御装置更新工事などの動向が注目されます。前者の場合、一時的にクハE531-9を含めて検査を通すのでしょうか。なお水カツK409編成はクハE531-9を水カツK417編成に供出したため運用を離脱していますので、水カツK417編成がどういう姿で出場するかが注目です。