2021年4月29日

【今年は一部で一斉発表?】相模鉄道が2021年度の鉄道・バス設備投資事業計画を発表

2021年4月28日、相模鉄道が2021年度の鉄道およびバスの設備投資事業計画を発表しました。今年度の投資額は約165億円(うちバスは約8億円)となります。

【鉄道事業】
<車両面>
▲現在は7編成が在籍する20000系。その8両固定編成バージョンは『21000系』に。今年度は東急電鉄に直通する車両として『21000系』(20000系の派生系列で8両固定編成)の4編成32両が登場する。予想としては21101F・21102F・21103F・21104Fの4編成ということになりそうか。

新型車両は20000系の派生系列で、8両固定編成である『21000系』が登場します。電動車と付随車の比率、MT比は10両固定編成が5M5Tだったので、8両固定編成は4M4Tと思われますが、10両固定編成では4号車・5号車以外は電動車が連続していませんので出場時の状況に注意していただきたいと思います。10両固定編成がベースであるため、基本的な内装や構造は20102F以降の増備車に準じるものと思われますが、10000系10707F以来となる新製の8両固定編成ですので、何らかの仕様変更はあってもおかしくないですね。

<設備面>
▲羽沢横浜国大(SO-51)に設置されたホームドア。続々と他の駅でも設置が進んでいる。
▲20000系20104Fに積み込まれたホームドア。終電後にホームドア設置駅に移動しホームドアを設置している。昨年度は二俣川(SO-10)・大和(SO-14)・湘南台(SO-37)の各駅に設置された。今年度も引き続きホームドア設置が進められる。

ホームドアは今年度は西谷(SO-08)、鶴ヶ峰(SO-09)、希望ヶ丘(SO-11)、瀬谷(SO-13)、相模大塚(SO-15)、さがみ野(SO-16)、かしわ台(SO-17)の各駅に設置します。なお西谷3番ホーム・4番ホームではすでに本体が設置されているホームもあるようです。撮影ポイントの駅が多いですので、今後のホームドアの設置状況に注意しましょう。

連続立体交差事業では今年度は星川(SO-05)への留置線2線設置(すでに線路自体は敷設されている)、星川と天王町(SO-04)の駅舎改良を進めます。天王町では新たなる改札口として『横浜ビジネスパーク口(YBP口)』の使用を5月29日から開始します。海老名(SO-18)で実施されている駅総合改善事業ですが、今年度は駅舎の基礎杭構築と北口改札新設に向けた準備が進められるようです。

【バス事業】
▲相模鉄道の一般路線バス(写真は綾瀬営業所のもの)。今年度はノンステップバス18台が導入され、うち8台はハイブリッドバス、2台はコミュニティバスとなる。

路線バスではドライバー異常時対応システムを搭載するノンステップバスを18台新製投入します(エルガおよびブルーリボンシティ)。うち8台はハイブリッドバス、うち2台はコミュニティバス(ポンチョ)となります。