2021年4月14日

【1000系の方が先輩】京王電鉄9000系就役20周年&1000系就役25周年ヘッドマークを掲出へ

2021年4月26日から6月末まで、京王電鉄本線・相模原線・高尾線で運用されている9000系が就役20周年、井の頭線で運用されている1000系が就役25周年をそれぞれ迎えたため、両系列の1編成ずつにヘッドマークを掲出して運転されることが発表されました。
▲(イメージ)就役20周年を迎えた9000系。8両固定編成にヘッドマークを掲出する。
▲(イメージ)就役25周年を迎えた1000系。実は9000系よりも先輩であり、9000系が登場した時は1000系は3次車・4次車の1711F~1715Fが登場したタイミングである。

なお相模原線若葉台(KO-39)に近接する若葉台検車区では4月25日に9000系と同系列をベースとしたデヤ900形を並べて展示し、就役20周年ヘッドマーク以外に過去の歴代ヘッドマークを付け替えて撮影会を実施することも発表されました。今回の20周年ヘッドマーク掲出は9000系のトップナンバーの9701Fになるものと思われます。料金は2,000円で京王れーるランドのHPでの申し込みが必要です。また工場内の車両を牽引する『ウニモグ』という車両が引退することから、その車両も展示されるようです。

ちなみに京王電鉄5000系の2022年下期に増備される1編成(5737Fか)でリクライニング機能を備える転換クロスシートを導入することが発表されました。転換クロスシートでこれまでにリクライニング機能を備えたものはなく、日本ではこの系列がおそらく初めてのこととなりそうです。