2021年4月27日、西武鉄道新宿線南入曽車両基地に所属していた2000系2003F(8両固定編成)が横瀬車両基地へ自走回送されました。広告ステッカーは撤去されていませんが廃車解体に伴うものと思われ、旧タイプの2000系は8両固定編成では2001Fと2007Fのみとなります。
▲GW直前に帰らぬ旅へ出た2000系2003F。1977年に登場し、現在の8両固定編成となったのは1983年からである。登場から約44年、8両固定編成として約38年に及ぶ活躍で長きにわたり新宿線・拝島線を支えてきた。
▲2000系2001Fは前面部のLED式の行先案内表示器の右側が白色である。
▲2000系2007Fは前面部・側面部の種別行先案内表示器が幕式である。
▲新旧2000系と併結のうえで運用されることが多い2両固定編成。旧タイプが見られるのは基本的に新宿線系統である。
旧タイプの2000系は2003Fの廃車除籍処分により、8両固定編成が2編成(16両、2001F・2007F)、6両固定編成が3本(18両、2027F・2031F・2033F)、2両固定編成が9編成(18両、2401F・2403F・2405F・2407F・2409F・2411F・2413F・2417F・2419F)の合計52両となりました。旧タイプの2000系の廃車は2021F以来で約2年ぶりです。なお2003Fは2017年5月から2018年5月までお世話になっていた車両で、時たま乗っていたのでショックでした。なおこのとき40000系40105F・40106Fが2018年3月から玉川上水車両基地に配属となっていましたが(現在はロングシート車を含めて小手指車両基地に配置されている)、このときもまだまだ現役でしたね。