2021年4月24日は小田急電鉄小田原線を撮影。外出先の都合で海老名(OH32)から乗車です。1000形1094Fの1242レ(土曜休日E20運用)で新百合ヶ丘へ(OH23)へ移動。
このときは海老名でホームに降り立った瞬間、ロマンスカー“GSE”70000形70051Fが0707レ(土曜休日N31運用)で通過するシーンを目撃したため、今回運転される特別団体専用列車は70052Fの充当になることが判明しました。
大野総合車両所では3000形3656F(旧東急車輛製造4次車・写真はデハ3806)のインペリアルブルー帯化が完了。運用復帰まではあともう少し先となりそうです。
新百合ヶ丘では多摩線でノーマルドアの1000形1251Fと1254Fが土曜休日A14運用・土曜休日A22運用で揃って多摩線往復運用だったため、しっかりと記録しました。それ以外では3000形3257F(旧東急車輛製造2次車)が土曜休日A13運用、3272F(川崎重工業5次車)が土曜休日A39運用でそれぞれ多摩線を往復しました。
ロマンスカー“EXE”30000形30255F。0503レ(土曜休日N62運用)。このとき30055Fは大野総合車両所に留置中でしたが、2本のみとなった“EXE”も記録。番号順でいくとこの編成が先に入場するのかな?
1000形1097F(元1055F+元1255F)。回9170レ→回9221レ(土曜休日E19運用)。ここで初めて元1055F+元1255Fに中間の先頭車を元1081Fの付随車とした1097Fに出会いました。改造種車が3編成におよぶ珍しい10両固定編成です。元1081Fの廃車から予想できた1097Fへの改造ですが、これまでの1095F・1096Fでは改造種車の元先頭車を中間車に改造していましたから、元1081Fの付随車活用でその手間を省けたのは大きいでしょう。
この回送列車は相模大野(OH28)止まりの1004レのあとに2726レとして喜多見検車区唐木田出張所へ送り込むための回送であり、約7分停車します。そのためまずは車番をキャッチ。この『1097』は元『1055』でした。
こちらは元1081Fの付随車を活用したサハ1297(元サハ1381)とサハ1197(元サハ1181)の一部分を捉えています。1095F・1096Fと異なり先頭車の中間車化改造の必要がないため、新製当初からある10両固定編成をリニューアルしたかのようにも見えなくはありません。特にサハ1297の上り連結面寄りの側面窓とサハ1197の下り連結面寄りの側面窓の形状が1095F・1096Fとは異なりますよね。
1000形1097Fと3000形3091Fの1248レ(土曜休日E70運用)がちょうど並んだところで1097Fは唐木田(OT07)に向けて回送されました。
8000形8055F+3000形3255F。3529レ(土曜休日E29運用)。ここではインペリアルブルー帯に変更されて初めて3255Fをキャッチしました。このとき8000形8059F+3000形3253Fと8000形8064F+3000形3258F以外はなぜか1000形リニューアル車+3000形3次車以降、8000形4両固定編成+3000形1次車・2次車で番号の末尾がほぼ揃えられていました。
そして私の腕時計では12時20分頃でしょうか、ロマンスカー“GSE”70000形70052Fが新百合ヶ丘3番ホームに新宿(OH01)方から入線。喜多見検車区からの送り込みと思われます。てっきりすでに喜多見検車区唐木田出張所に送り込まれているのかと思っていました。それを早めに知っていれば2番ホームで撮ったのに…。側面部は回送表示でしたがイベント関係者の方が乗り込んでいますので、移動中に準備していたものと思われます。
そのあいだに私は昼食を手早く済ませて再び多摩線ホームへ。
発車標に『団体専用』の文字が現れ、恐らくこれであるものと思われます。なお『当駅止まり』とあるのは1000形1254Fが充当の土曜休日A22運用が7680レのあとに8番構内留置線に入り、7685レまで待機するためです。
ロマンスカー“GSE”70000形70052F。8000レ→8001レ。私の腕時計で12時55分前のこと、ついにAKB48柏木由紀とそのファンを乗せた『ゆきりんワールド号』が到着しました。ここでは小田原線に転線のために停車、ということでしょうね。
新百合ヶ丘で出迎えた理由はこの側面部の表示を撮るため。本来は試乗会以来で約3年ぶりに走る多摩線内での撮影を計画していましたが、側面部のフルカラーLED式の表示も撮りたいと考えていたため、熟考した結果新百合ヶ丘でお出迎えとなりました。右側には柏木本人がデザインした『ゆきりんだるま』もいますね。
なお撮影はしませんでしたが、車内には柏木由紀が各号車を巡回しており、乗務員の制服を身にまとっていました。しかもこのときちょうど6号車にいたためマイクを手に挨拶する本物の柏木を見ることができました。
多摩線での走行シーン撮影は鉄道ファンの数やホームの狭さなど様々な要素を考慮して最後まで悩みましたが、フルカラーLED表示を撮ることも考えた場合、停車中の方がいいだろうということで、新百合ヶ丘にしましたが、ある意味正解でした。
このあと『ゆきりんワールド号』の70052Fは13時前に発車し、小田原線へ転線しました。経路は相模大野までは予想できたのですが、ここから江ノ島線へ入るのか小田原線をそのまま進むのかは予想できませんでした。
私は8000形8053F+8253Fの3021レ(土曜休日E14運用)で伊勢原(OH36)まで移動。今回は15時あたりまでに成城学園前(OH14)まで行くだろうという予測と、追い抜きの有無などを考慮して小田原線方面に行ったと山をかけて伊勢原で待ち構えることに。
ロマンスカー“EXEα”30000形30251F。0050レ(土曜休日N34運用)。このときは70052Fが『ゆきりんワールド号』に使用される関係で土曜休日N34運用が“EXE/EXEα”での代走運用となり、30251Fが使用されました。また土曜休日N75運用には30252Fが充当されたようで、0709レで目撃しました。なお海老名検車区東側にロマンスカー“MSE”60000形60052F+60255Fが留置されていたため、ちょっと怪しいとは思っていましたが。
5000形5055F。3023レ(土曜休日E28運用)。土曜休日E28運用に入った5056Fは見れませんでしたが、5055Fを見ることができました。最新情報としてはなんと日本車両製造豊川製作所で製造中の5057Fの姿もあるとのこと。そのため2021年度増備車となる5057Fの出場がありそうです。
腕時計では14時過ぎのこと、ロマンスカー“GSE”70000形70052Fが8002レとしてやってきました。下り列車での追跡から秦野(OH39)あたりで折り返した可能性が高いようです。ただ本来この写真になるはずはなかったんです。というのも…、
振り返ると8000形8058F+8258Fの1247レ(土曜休日E35運用)が入線してきており、危険回避のために撮る位置を変更したためです。なお伊勢原では上下とも通過だったものと思われます。
最後に、偶然ですが3000形3086F(元3660F)のサハ3186(元サハ3760)の車輪交換に伴う試運転をキャッチ。後ろが切れてしまいました…。
撮影は以上です。柏木由紀本人をガラス越しでしたが見ることができましたし、側面部の表示もばっちり収めることができました。でもいろいろな意味で想定外だったこともあって、悔いが残る団臨撮影となりました。