2025年11月、東京地下鉄千代田線や乗り入れ先路線の小田急電鉄小田原線・多摩線、東日本旅客鉄道常磐緩行線で2018年まで活躍し、和光検車区新木場分室に編成ごと保存されていた6000系6102F(1次車)のうち、クハ6102は東西線の深川検車区行徳分室へと陸送され、クモハ6002は側面部の車番と紋章が撤去された状態で陸送されました。
▲6000系6101Fがインドネシア譲渡となった関係で、最後まで残っていた最古参の6102Fが和光検車区新木場分室に編成ごと保存されていたが、引退から7年が経過してさらに老朽化が進んでおり、廃車解体処分となってしまうようだ。ただしクハ6102だけ深川検車区行徳分室に運ばれており、今後の動きが気になるが、どういう動きを見せるのだろうか。
6000系は2010年の16000系が登場するまでは千代田線の主力車両として活躍し、最盛期には10両固定編成が35編成、3両固定編成が1編成(ハイフン編成のみ)の全36編成353両が在籍していました。ハイフン編成は05系支線用車両とともに和光検車区新木場分室で訓練車両として活用されていました。6000系6102Fといえば6130Fとともに最後まで残っていた編成の1本で営業運転最終日に数日間限定で霞ケ関(C-08)~綾瀬(C-19)間を往復する特別運転に充当されていたことがありました。引退後は6130Fはインドネシアに譲渡、6102Fは和光検車区新木場分室で保存されていました。保存後も老朽化が進んでいたことから、クハ6102を残して廃車解体処分になるものと思われます。すなわち陸送されたクモハ6002は車番と紋章の撤去から廃車解体処分になる動きと思われます。それ以外の中間車も廃車解体処分になるでしょうか。
6000系の先頭車は制御車のイメージがあるかと思うのですが、実際にはそうではなく6101Fは双方とも制御電動車、今回廃車解体と思われる6102Fは10号車のクモハ6002が制御電動車であり、VVVFインバータ制御となった同系列でドア交換などが実施されなかった編成は制御電動車が10号車に残されており、大窓ドアへの交換などB修繕工事を施工されていた編成だけは制御電動車の電装解除が行われていただけとなっています。このため表現上は『クモハ』となるわけです。一方でクハ6102は和光検車区新木場分室から深川検車区行徳分室に移されてカバーがかけられていますので、動向が気になります。7000系や8000系とは違って、引退が7年前ですから、廃車となるのも致し方ない気がします…。