2025年11月22日

【東急電鉄で初採用】横浜高速鉄道Y500系Y517F(8両固定編成)の側面部種別行先案内表示器がLCD式に

2025年11月22日より、横浜高速鉄道Y500系Y517Fの側面部の種別行先表示器がフルカラーLED式からLCD(液晶ディスプレイ)式に交換され、注目を集めています。ちなみにこの編成は元東急電鉄5000・5050系0番台5156Fを譲受し転用改造されたもので、種別行先案内表示器は譲受時からフルカラーLED式となっていました。
▲側面部の種別行先案内表示器がLCD式に更新された横浜高速鉄道Y500系Y517F。東武鉄道N100系のようなLCD式となった。この編成はY500系で唯一種別と行先が別々ではないため、その編成でLCD式の種別行先案内表示器が搭載され、号車番号まで出るようになっている。 

田園都市線の5000系列をベースに製造されたY500系の側面部の種別行先表示器は登場当時は種別が幕式、行先が3色LED式で、最初に種別のみがフルカラーLED式に更新され、そのあと行先表示器も白色LED式となって統一されていますが、唯一Y517Fだけは元東急電鉄5000・5050系0番台からの譲渡であるため、当初からフルカラーLED式となっており、唯一の存在となっていました。ただし前面部は更新されておりませんので、側面部だけの違和感がすごいことになりそうですね。種別の色はフルカラーLED式時代のものを踏襲しているものと思われますが、駅ナンバリングと号車番号が表示されているのが特徴です。号車番号は車体側面部にあるのですが、あえて側面部の案内表示器にもLCD式で搭載したことで、車体全体へのラッピングにも対応可能になりそうです。初見ではものすごい違和感がありそうですが…。