2025年11月22日、東日本旅客鉄道勝田車両センター所属のE657系都カツK16編成が所定ではE653系1000番台で運転される予定だった常磐線日立と横須賀線鎌倉(JO-07)を結ぶ臨時特急『常磐鎌倉号』(9028M列車~9731M列車・9734M列車~9029M列車)を代走しました。使用予定だったE653系1000番台都カツK71編成の車両トラブルによる補填と思われます。.JPG)
▲本来はE653系1000番台で運転される予定だった『常磐鎌倉号』の代走にE657系都カツK16編成が抜擢され、側面部に『臨時特急 鎌倉』、『特急 日立』という非常に珍しい行先表示を掲出して運転された。ただでさえ東海道線品川(JT-03)以南への入線は珍しいE657系だが、横須賀線にも顔を出したため、東海道線よりもレアな光景となった。.JPG)
▲所定では臨時特急『常磐鎌倉号』はE653系1000番台で運転される予定だった。22日は特急『鎌倉』にE653系1000番台都カツK70編成が使用されており、勝田車両センターに所属するE653系1000番台2編成が横須賀線に入る予定だった。…となると23日の常磐線日立と中央線高尾(JC-24)を結ぶ『常磐高尾号』もE657系での代走になりそうか。
臨時特急『常磐鎌倉号』は常磐線内は『ときわ』に準じた停車駅で、常磐線柏(JJ-07)~東海道線横浜(JT-05)間は途中無停車(上野(JJ-01)は乗務員交代などでの運転停車・東京(JT-01)は徐行だが完全な通過)となっています。今回は鎌倉が始発終着ですが、折り返しの設備がないために逗子を超えて横須賀(JO-03)2番線まで入線しました。横須賀線大船(JO-09)~逗子(JO-06)間は一部編成が総合車両製作所横浜事業所を新製出場した際に走行したことがありますが、逗子~横須賀間は初めてのことと思われます。E653系1000番台は2編成しかありませんので、代走はやはり予備のあるE657系になりそうです。E653系1000番台では1号車が新潟車両センター所属時代の踏襲で2列+1列のグリーン車指定席となっていますが、E657系では5号車にグリーン車が組み込まれていますので、グリーン車利用予定だった方はサロE657-16に移動となったようでしょうか。
なお11月23日のE653系1000番台使用の臨時列車が『鎌倉』と常磐線日立と中央線高尾(JC-24)を結ぶ『常磐高尾号』の予定でしたので、どちらかがE657系での代走になりそうでしょうか…。