2025年11月3日、東急電鉄大井町線からの運用を離脱した9000系9012Fが長津田検車区構内で3号車のデハ9412が編成から抜かれ、4両に組成されている姿が確認されたようです。この編成については西武鉄道7000系として譲渡されるものと思われます。
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▲西武鉄道7000系として譲渡されるであろう動きを見せた9000系9012F。編成の中央に連結されていたデハ9412が編成から抜き取られた。デハ9412のみ部品取りとなり廃車解体処分になる可能性が高い。
同系列は西武鉄道7000系として、2000系や4000系を置き換えるため、多摩湖線で活躍する西武鉄道9000系(元池袋線)と同様にワンマン運転対応改造工事(乗降安全確認カメラ設置など)を施し、国分寺線向けの8000系と同様に市松模様のデザインで、ホームドア設置を見据えてか西武鉄道8000系とは異なり戸袋窓はないため、戸袋部分にも西武鉄道のコーポレートカラーがあしらわれるものと思われます。譲渡が確定している編成は現時点で元9003F・9005F・9007F・元9011F・9012Fとなっていますが、元2000系の9000・9020系についても9023Fについては譲渡の可能性があります。