2025年11月25日現在、東日本旅客鉄道東京総合車両センターに入場中のE233系0番台都トタH49編成(クハE233-49以下6両+クハE233-507以下4両)と都トタT71編成(クハE233-71以下10両)ですが、元都トタT71編成の一部車両はオレンジバーミリオンの帯が撤去され、幕張車両センター所属のE131系0番台・80番台(都マリ)と同じ青色と黄色の帯に変更されています。.JPG)
▲E233系0番台でグリーン車組み込み対象外となった元都トタH49編成・元都トタT71編成は帯色を青色と黄色に変えられており、房総地区に転用される模様だ。両編成ともに幕張車両センターに転属し、内房線・外房線・成田線・総武本線向けとして将来的にワンマン運転にも対応する仕様となりそうだ。E233系では初の房総地区仕様となっている。
▲E233系0番台都トタT40編成は4号車のサハE233-540に車椅子対応トイレを設置しており、他の編成の機器更新工事施工に伴う予備車両として代走運用もこなすため、しばらくは残るようだが、機器更新工事終了後の動向に注意だ。仮に青梅線内運用代走でもその編成や別の編成で事足りるため、都トタH49編成・都トタT71編成は転用改造工事に入ったようだ。.JPG)
▲青梅線内でも立川(JC-19)~青梅(JC-62)間はホーム有効長が12両分あるため、青梅線内完結運用のみは12両編成で代走させることも物理上は可能。.JPG)
▲房総地区のE131系0番台・80番台。E233系0番台の房総地区転用予定編成はE131系0番台・80番台と同じく、扉部分には帯がない。一部車両には乗降安全確認カメラが設置されているようで、将来的なワンマン運転導入を見据えている。
E233系0番台では10両編成を組成していたT編成・H編成の57編成にグリーン車の組込が実施されたものの、都トタT40編成・都トタH49編成・都トタT71編成にはグリーン車が一切組み込まれることはなかったのですが、都トタT40編成だけは編成組換とトイレ設置工事を受けており、都トタH49編成・都トタT71編成はトイレ設置工事すら受けていませんでした。トイレ設置工事を受けたは都トタT40編成は他編成の機器更新工事に伴う予備の確保でグリーン車の組込に対応しており、12両固定編成・12両分割編成の機器更新工事実施の際には都トタT40編成が代役を務めることとなっており、入場中の編成に組み込んでいたグリーン車を連結して代走運用をこなしています。都トタH49編成はグリーン車組み込み前で中央線・青梅線でのTASC使用開始前に運用を離脱し、都トタT71編成は青梅線内完結代走運用を担当したりと、動きが注目されていました。都トタH49編成のうち、クハE233-49以下6両は今夏に諏訪湖花火大会での輸送力増強用に使用されて以降、豊田車両センター武蔵小金井派出所での展示をしたのが最後となっていました。10月上旬に都トタT71編成が、11月には都トタH49編成が東京総合車両センターに自走回送で入場しているため、今回の転用改造の動きになったものと思われます。編成番号は元都トタT71編成の一部があくまで現段階での情報として『C1』となっているようで、『都マリC1編成』になる可能性があります。元都トタT71編成は中間付随車2両連結されているので、付随車の動向がどうなるのか、制御車と電動車でどういう編成構成になるのか、いろいろと気になりますね。