2025年11月8日

【まさかの判明】小田急電鉄3000形3273F(日本車両製造6次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事を施工中か

2025年10月上旬頃から、小田急電鉄3000形3273F(日本車両製造6次車・6両固定編成)が大野総合車両所に入場し、リニューアル更新工事を受けていることが明らかになりました。実はこの編成の電気連結器のカバー取り外しと、同形式のリニューアル更新工事を担当している小田急エンジニアリングの公式X(旧Twitter)から判明したものです。
▲2025年10月上旬から大野総合車両所に入場していた3000形3273F。2025年度分は3000形3270F3274Fの2編成の予定であったが、まさかの3274Fが屋外に出てくる直前に3273Fがリニューアル更新工事のために入場するタイミングがあった可能性が高い。
▲3000形3273Fの入場により、6両固定編成で3色LED式で残るのは3275Fだけとなったが、その編成についてはリニューアルが延期となったため、まだまだ3色LED式を維持する。

この編成は3000形6両固定編成で数少ない種別行先案内表示器が3色LED式の編成でしたのでリニューアル更新工事施工の際にフルカラーLED式に交換され、3274Fと同じリニューアル内容になるものと思われます(3270Fとは異なり旅客用扉の交換は省略となる)。3000形6両固定編成(1次車・2次車を除く)はリニューアルにより、1000形4両固定編成との連結が不可能となるため(ただし3000形1次車・2次車と8000形4両固定編成の連結は引き続き可能)、3000形の予備の穴埋めにもなる8000形の動向が気になります。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年11月7日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F3271F3272F
《2025年度》1編成(  6両)
3270F
《現在入場中》2編成(12両) ※3274Fは検査入場中
3273F3274F
《現在未施工》3編成(18両)
3275F3276F3277F