2025年11月26日

【思わぬ形で中央線初入線!】東日本旅客鉄道E657系都カツK15編成が臨時特急『常磐高尾号』を代走する

2024年11月23日、東日本旅客鉄道常磐線日立と中央線高尾(JC-24)を武蔵野線経由で結ぶ臨時特急『常磐高尾号』(往路9022M列車、復路9021M列車が所定ではE653系1000番台都カツK71編成で運転されるところ、E657系都カツK15編成が代走で充当されました。
▲臨時特急『常磐高尾号』を急遽代走したことで思わぬ形で中央線に初入線となったE657系都カツK15編成。常磐線内は『ときわ』と同じ停車駅だが、柏(JJ-07)~高尾間は途中無停車であった。E653系1000番台には予備がほぼないため、今回のような車両不具合などでの離脱が響くとこのようにE657系で代走となることがありそうだ。
▲E653系1000番台都カツK70編成は特急『鎌倉』に充当させたため、特急『常磐高尾号』がE657系代走となったが、同系列が代走した臨時特急列車は停車駅すべてでホームの有効長が10両以上だったため実現した(横須賀線は逗子(JO-06)以東が15両、逗子以西11両、中央線は大月(JC-32)以東が12両)。武蔵野線内は8両以下だが、同線内無停車のため問題はなかった。

E657系は『常磐鎌倉号』『常磐高尾号』と所定ではE653系1000番台で運転される予定だった臨時特急列車を代走したので、東海道線品川(JT-03)以南、横須賀線(最遠では回送列車として横須賀(JO-03)まで)と武蔵野線・中央線(高尾まで)に入線した形となりました。代走した臨時特急列車は停車駅すべてでホームの有効長が10両以上分あるのと、『常磐高尾号』が経由した武蔵野線内に停車駅がなかったために、E657系で代走させても問題はなかったのでしょう。E653系1000番台には予備があまりありませんので、代走となるとやはりE657系になるんですねぇ。早めに都カツK71編成が運用復帰してくれることを願いますが…。