2025年11月23日、私は東京地下鉄綾瀬検車区で行われた『メトロファミリーパーク in AYASE 2025』に行ってまいりましたので報告します。このイベントは意外にも私自身は初めてで、事前にホームページから申し込みをしたのですが、これが奇跡的に当選しました。千載一遇の機会ですので楽しみにしておりました(イベント自体は約6年ぶりの開催だそうです)。
私は地元伊勢原(OH36)から小田急電鉄小田原線で移動し、本厚木(OH34)→北千住(C-18)ではロマンスカー“MSE”60000形60053F+60254Fの0930レ(土曜休日N22N72運用)に乗車、このあと北綾瀬(C-20)行きの直通列車(東日本旅客鉄道E233系2000番台都マト14編成の土曜休日09K運用)でやって来ました。北綾瀬で降りたのは何年ぶりか…というくらい久しぶりに降りました。
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小さなホームのようなところで05系05-106F(ステッカー記載の番号65)が子ども運転士制服撮影会と同系列の運転台見学に使用されました。列車番号は実際に存在する運用番号『05S』で種別行先表示は『試運転』(通常は千代田線向けの05系では『ワンマン』と『綾瀬(C-19)⇔北綾瀬』を表示することが多い)でした。.JPG)
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工場棟には南北線向け9000系9116Fが検査入場しており(B修繕工事と8両固定編成への増強は延期)、クハ9116は車両吊上げ実演と、車両綱引きに使用されました。モハ9616は高所作業車乗車体験で、同車両のパンタグラフが上昇・下降する様子を見学できたようです。9000系まではすべて菱形が採用されていますが、10000系からはシングルアームパンタグラフになりました。.JPG)
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今回はバス車両なども展示で来ており、東武バスセントラルから足立営業事務所に配属されたEVノンステップバス(6180号車)、東京空港交通バス(457号車)、ジェイアールバス関東東京支店からスカニア製アストロメガの2階建て高速バス(D670-24601号車)がそれぞれ展示されました。1階が2列+2列の4列シート、2階が3列独立シートとなっており、夜行高速バスなどではこのような2階建てバスが活躍することでしょう。.JPG)
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綾瀬検車区には過去歴代の車両が掲出したと思われるヘッドマークの展示もあり、なかなか興味深いです。6000系のヘッドマークを狙った際は都合で6130Fのみでしたが、和光検車区新木場分室に保存されていた6102Fのものも見られました。
撮影会の車両展示は以下の編成でした。.JPG)
6番構内留置線…16128F 7番構内留置線…16116F 8番構内留置線…16102F
編成は1次車・3次車・4次車となりました。撮影時には種別は『各駅停車』、行先は小田急電鉄小田原線の駅が表示されており、伊勢原(OH36)までは定期的に乗り入れる運用がありますが、秦野(OH39)・新松田(OH41)までは乗り入れていない(ただし表示自体には対応している)ため、非常に珍しい光景となりました。私が撮影したのはこの種別行先でしたが、別の時間帯だったらもっと違う表示が見られたのかもしれません。.JPG)
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16000系16119Fは58番構内留置線で検査出場の姿となっており、モハ16219~サハ16619では車内見学・休憩用車両に、クハ16019では運転台見学にそれぞれ使用されました。4次車なので全車両に車椅子兼ベビーカースペースの設置や青色の吊革などが特徴となっています。.JPG)
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綾瀬検車区には和光検車区所属の10000系10104Fの姿もありました。最初の数編成は茶色の帯のほかに黄土色の細い帯が入っています。実はこの編成は中間で2つに分割された状態となっており、写真2枚目には同編成のサハ10604の姿がありますので、別編成ではなく、1編成が中央で分割されていることが分かります。
16000系16126F・16127Fは並べて留置されていましたが、16126Fは撮影当時は『通勤準急大手町(C-11)』表示でしたが、車内には人の姿があったため、車体洗浄乗車体験に使用されたものと思われます。
今回ざっくりとした紹介で失礼しますが、写真は厳選したものであることをご容赦ください。今回このようなイベントに招待してくださった東京地下鉄に感謝申し上げます。