2025年11月12日、京成電鉄が同年12月13日(平日は15日)に相互直通運転を行う東京都交通局浅草線・京浜急行電鉄と同時に実施するダイヤ改正の概要を発表しました。主に成田空港線経由の『スカイライナー』と松戸線(元新京成電鉄)の改正内容となっております。
▲成田空港(第1ターミナル)(KS-42)発京成上野(KS-01)行き『スカイライナー』を20時台に1本増やし、20時台は00分、30分発のところ、00分発、20分発(増発)、40分発(時刻変更)として利便性を向上する。増発分は青砥(KS-09)・新鎌ヶ谷(HS-08)通過便となるので要注意。またスカイライナーチケット(ライナー券)を持たずに乗車した場合の加算料金が設定される。
京成上野~成田空港間を成田空港線(スカイアクセス線)経由で結ぶ全車指定席列車の『スカイライナー』(AE形を使用)では20時台に成田空港発京成上野行き1本を増発(20時20分発)、現行の20時30分発を40分発に変更することで、20時台も3本となり、利便性が向上します。また『スカイライナー』乗車の際には必須となるスカイライナーチケット(ライナー券)を持たずに乗車した場合、新たに加算料金が設定されることとなり、通常は全区間乗車でライナー券が大人1人1,300円、小人1人650円となるのですが、加算料金は大人1人300円、小人1人150円となるので、加算料金が適用されると全区間の場合大人1人1,600円、小人1人800円となるので十分注意してください。そのためライナー券は事前に購入しておくようにしましょう。
また京成津田沼(KS-26)と松戸(KS-88)を結ぶ松戸線(元新京成電鉄)と、京成津田沼と千葉中央(KS-60)を結ぶ千葉線は日中時間帯のみ直通運転を行っていますが、新たに平日朝のラッシュピーク時間帯後の下り2本(松戸発千葉中央行き)、夕方ラッシュ時間帯前の上り2本(千葉中央発松戸行き)が直通運転となり、京成津田沼での乗り継ぎを解消します。