2020年9月3日

【日本車両製造】東海旅客鉄道N700系2000番台幹トウX13編成が浜松工場に廃車回送される

2020年9月1日、東海旅客鉄道N700系2000番台幹トウX13編成(元々は0番台幹トウZ13編成)が所属先から浜松工場まで自走で回送されました。幹オサX12編成に続いて廃車除籍処分に伴うものと思われます。
▲昨年の浜松工場一般公開の帰りに浜松で遭遇した時のN700系2000番台幹トウX13編成。あれから約1年が経ち、N700S(2代目N700系0番台)に置き換えられて帰らぬ旅へ。

前回廃車除籍処分となった2000番台幹オサX12編成は大阪の所属編成であるため、同区分番台で東京の所属編成が廃車となるのは初めてのことです(試作車のX0編成を除く)。当時は初代0番台で幹トウZ13編成として2008年に落成し、のちに2000番台化(N700A仕様)改造で幹トウX13編成となりました。こちらも約12年で“N700S”(2代目のN700系0番台)に置き換えられた形です。“N700S”の量産車J編成が追加投入されたことで、今後とも廃車となる編成が出てきそうです。この時点では残る2000番台は78編成となりました。N700Sタイプの博多所属編成が登場して投入されれば3000番台から5000番台(N700A仕様)に改造された編成も置き換えられていきそうですね。