2020年9月7日

【七尾線ダイヤ修正】西日本旅客鉄道、521系100番台を投入する列車が判明

2020年9月4日、西日本旅客鉄道が北陸エリアの七尾線向けに413系および415系800番台を置き換えるために10月3日から車載型ICカードの改札機を搭載した521系100番台を投入すると発表しました。充当列車は金沢~七尾間の上下6本ずつとなります。
▲営業運転開始の約1ヶ月前の9月4日に北陸本線で試運転を実施した521系100番台。編成は敦賀(JR-A01)寄りから金サワU09編成+金サワU08編成+金サワU07編成の6両である。つまり金沢総合車両所松任本所に留置されていた3編成だ。
▲置き換えが進められる415系800番台(写真は金サワC07編成)。今回投入される521系100番台はすべて単独の2両編成での運転となり、この時点で4両編成での運転はない。

この系列には北陸エリアでは初めてとなる、新製当初から車内の旅客用扉付近に車載型ICカード改札機を搭載し(ただし0番台は整理券発行機のみ)、営業運転開始直後では413系や415系800番台に混ざって運用されるため、まだ利用できませんが、七尾線内の普通列車がすべて521系100番台に置き換わったあと車載型ICカード改札機の使用を開始し、七尾線の全線でICカードが利用できるようになります。なお2021年春以降は乗車の際には乗車用の改札機にタッチし、下車時に降車用の改札機にそのICカードをタッチする形となりますが、羽咋や七尾など特急が停車する駅には地上型のICカード改札機が設置される予定で、その駅に停車した際には車載型のICカード改札機は稼働しない(地上型のICカード改札機にタッチする)ように設定されるようです。521系100番台は現時点で2両9編成(18両)が在籍しますが、あと6編成(12両)が登場する予定です。

★521系100番台充当列車について★
【七尾←金沢】
825M列車 七0706←金0529 
849M列車 七1613←金1430
839M列車 七1119←金0952 861M列車 七2017←金1850
847M列車 七1457←金1331 871M列車 七2343←金2217

【七尾→金沢】
834M列車 七0715→金0837 
858M列車 七1646→金1811
836M列車 七0731→金0852 866M列車 七1933→金2104
846M列車 七1135→金1308 868M列車 七2034→金2202