▲後ろから押す形で保存車両のデハ10001を海老名検車区に導いた1000形1068F。これは先に搬入されたロマンスカー”LSE”7000形7003Fのデハ7003と同じく連結面に連接台車がある関係で、牽引での輸送ができないためである。
今回輸送されたロマンスカー“HiSE”10000形のデハ10001は10001Fの新宿(OH01)寄りの展望座席のある先頭車であり、同編成は2012年3月ダイヤ改正前日まで運用されました。最盛期は4編成(44両)が在籍し、うち2編成(元10021Fと元10061F)が2005年にデビューした“VSE”50000形に置き換えられ、長野電鉄1000系として譲渡・運用されており、4両編成に短縮されているものの現役時代さながらの姿を見ることができます。なお私はたまたま9月28日に会社に出勤するタイミングがあり、相模鉄道から東日本旅客鉄道埼京線への直通列車を待っている合間に見れたのでキャッチしました。これで現在もロマンスカーミュージアムに搬入されていない形式はロマンスカーでは”NSE”3100形と“RSE”20000形になるでしょうか。