2020年9月27日

【ドアエンジン更新】東日本旅客鉄道E231系0番台東マト119編成、松戸車両センターに残留へ

2020年9月26日、東日本旅客鉄道松戸車両センター所属のE231系0番台の東マト119編成(クハE231-21以下10両)が運用復帰しました。この際に10両すべてのドアエンジンが交換されています。
▲E231系0番台東マト118編成(クハE231-20以下10両)が付随車2両を抜き取り武蔵野線に転用される可能性が高いなか、東マト119編成はなんと残留の形に。この編成はすべてのドアエンジンを交換しているため、今後も常磐快速線・成田線での運用が濃厚だ。

この編成は2015年3月の上野東京ライン開業に伴って常磐快速線の増発(成田線直通列車を含む)に伴い、E235系0番台に置き換えられる前に三鷹車両センターへ転入したE231系500番台に置き換えられる形で、元6扉車(サハE230-21)を元八ミツB22編成の付随車1両(サハE231-66)に置き換えて組成し、1号車から10号車へと変更されたクハE231-21には付属5両編成との増解結を考慮して電気連結器が設置されました。先頭部分の周囲は白色に変更されたほか、ホーム検知装置、ドアエンジン、車内1段LED式案内表示器は存置されていましたが、制御装置が更新され、ドアエンジンは全車両が交換された形になりました。武蔵野線へ転用となる『118』が欠番となったものの、少なくとも三鷹車両センターからの転用車両が残ってくれたのはありがたいことです。